うなぎを「まむし」と呼ぶ理由-うなぎで会合|うなぎの美味しい食べ方は蒲焼か白焼きか

うなぎを「まむし」と呼ぶ理由

関西では、うなぎのことを「まむし」と呼ぶことがあるそうです。「まむし」と言えば、蛇のマムシを想像しますよね。私も、あのうなぎの、細長くてにょろにょろした感じが蛇に似ているので、うなぎのことを「まむし」と言うのだと思っていました。でも、蛇を想像すると、おいしいうなぎもちょっと食べづらくなってしまいますよね(ハブ酒など、実際に蛇を使った飲食物もありますけれども)。形態が似ていても、うなぎならつかめるけれど蛇はちょっと、しりごみしてしまいそうです。

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ところが、うなぎを「まむし」と呼ぶのは、あの蛇のマムシとは関係がなさそうなのです。由来にはいくつか説がありますが、蛇とは無関係のものです。説のひとつは、ご飯の間にうなぎを挟んで蒸す調理法から来たというもの。ご飯を表わす「まま」という言葉と、蒸すことからきた「むし」が合わさって「ままむし」、やがて「まむし」となったというもの。また、同じく調理法由来で「まぶす」が転じて「まむす」「まむし」となったという説もあります。

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うなぎの漢字「鰻」が「まん」と読めることから、「鰻飯」(「まんめし」)が転じて「まめし」「まむし」となったという説もあるようです。ご飯にしても、まぶすにしても、蛇のマムシとは違って、食欲を失わないですみそうな由来ですね。「まむし」はうなぎのことだけれど、蛇の「マムシ」とは無関係。これは、関西に行ったとき、地元の人に「まむし食べようよ」とさそわれても、ぎょっとしないで「ああ、おいしそうね」と思えるように、覚えておきたい雑学です。

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